注文住宅

「安心」と「快適」の工夫が詰まった開放感のあるおうち – ha_chi_homeさん

モノトーンを基調にし、2階にリビングを設計したスタイリッシュなお家にお住まいのha_chi_homeさん。どこからでも眺望を楽しめるこだわりや、毎日上り下りする階段への工夫にも驚きの連続でした。これから注文住宅で2階リビングをご検討されていらっしゃる方は必見です!

基本情報

ハウスメーカー:地元工務店
シリーズ:なし

構造:在来軸組工法(木造)

敷地面積:110坪
延床面積:40坪

家族構成:夫、妻、娘、息子

打合せ回数
間取り:5回
内装:7回

玄関と2階リビングが直線で繋がるスケルトン階段

きっかけはInstagramで目に留まったスケルトン階段でした、と話すha_chi_homeさん。

「玄関から直線に階段を配置する事になり、デザイン的に気に入ったスケルトン階段を施工していただくことにしました。」

玄関に入ってすぐ現れる階段をスケルトンにされたことで、空間に奥行きが生まれ、とても広く感じられますね。
階段すぐ隣に位置する大きな窓からはたっぷりの日差しが入り込み、明るく開放的な空間になっています。

階段の手すりはアクリルボードで安全と開放感を

「階段の手すり部分はアクリルボードを採用しました。まだ子供が小さいので、柵や網だとどうしても心配で。」

と、お子さんの安全面を考えて採用されたというアクリルボード。透明な素材を使用したことで視界がを遮ぎられることがなく、より開放的な印象になっていますね。

階段上部には落下防止のヒトワザ

安全面ではちょっとした工夫も。

「リビング階段を真っ直ぐに配置すると、万が一の際に一直線に下まで落ちる可能性があるということを施工前に教えていただき、入り口部分をL字型に変更しました。」

そう話すha_chi_homeさん邸の階段は、上から2段をL字型に造作し、万が一足を滑らせてもストップできるよう施工されているそうです。一直線の階段をお考えの方には、参考になるアイディアですね。

家族をつなぐスケルトン階段の暮らし

スケルトンの階段やアクリルボードを取り入れたことにより感じるメリットは、2階のリビングにいても1階の玄関が見えることだと話すha_chi_homeさん。

「誰かが帰宅すれば2階にいても顔が見えたり、声をかけられるところが気に入っているポイントです。」

家族の帰宅をすぐに確認できない点は2階リビングのネックとなることが多いですが、玄関まで一直線に繋がるスケルトンの階段により、その懸念を見事にカバーされていらっしゃいますね。
そんなha_chi_homeさんですが、スケルトン階段特有のお悩みも感じているそう。

「それ程デメリットには感じていませんが、どうしても階段下に埃が溜まってしまいます。
掃除など管理面では少し手間がかかるかなと思います。」

スケルトン階段は踏込み板がない分、埃がダイレクトに下へ落ちていくため、掃除の頻度は上がるかもしれません。
それでもこのスタイリッシュなデザインによる開放感を一度味わってしまうと、掃除の手間も苦ではないそうですよ。

眺望にこだわったら、自然なL字型になったLDK

家のテーマだった2階からの眺望を最大限に活かしたところ、結果的にL字型のLDKになったと話すha_chi_homeさん。
リビング、キッチン、ダイニングと、LDKのどこからでも好きな方角の眺望が見えるように間取りと窓の位置を決めたそう。
2階からの眺めにこだわられた結果、L字型LDKになったということですが、自然で開放的な空間に仕上がっていますね。

キッチンから全てのお部屋がうかがえる安心感

キッチンを中心にしたL字型の間取りになったことで、キッチンからはリビングやダイニング、和室で遊んでいる子供たちの姿まで視界に入り、とても過ごしやすい環境となっているそうです。キッチンに立ちながら、どこのお部屋からも家族とのコミュニケーションがとれるなんて羨ましいですね。
LDKをL字型にすることで、同じフロアにいながらも程よく空間分けができるところは、お子さまが成長する過程でも魅力的です。

壁に色を足してアクセントを

和室のアクセントクロスや、テレビ壁のアクセントウォールで、空間にメリハリを生み出しているha_chi_homeさん邸。

「特に壁掛けテレビ周りに関しては、アクセントウォールのSOLIDOや造作テレビボードが気に入っています。」

との言葉通り、テレビ裏のアクセントウォールは一際存在感があり、ナチュラルな空間への力強いアクセントになっています。空間の引き締め効果もありとてもオシャレですね。

L字型LDKの暮らしは…

L字型のLDKはどうしても狭く見えがちですが、スケルトン階段によるアクリルボードの効果で圧迫感がなく、間取りをより広々と見せることに役立っているそう。

「ひとつ残念なことがあるとすると、家具配置まで決めて間取りを設計したので、家具の位置や種類が変更しにくいことですね。」

この点は、インテリアまでイメージして設計された注文住宅ならではの悩みともいえますね。ha_chi_homeさんは、季節の小物などで少しでも気分を変えるようにしているそうですよ。

使い勝手と機能性、どちらも手に入れたオープンキッチン

ha_chi_homeさん邸のキッチンは、Panasonicのラクシーナというモデル。

工務店に勧められ、実際にショールームで見て選ばれたそうです。真っ白で統一された清潔感のあるキッチンには、憧れる方も多いのではないでしょうか。

オプション追加で充実したキッチンに

「スリムセンサー水栓やトリプルワイドIHにしたことで家事が楽になり、とても助かっています。」

せっかくならと追加されたオプションで、より充実したキッチンを手に入れたha_chi_homeさん。スリムセンサー水栓は、水栓に直接手を触れずにお水が出せるので衛生的です。

トリプルワイドIHは、お鍋を3つゆったりと並べることができるので、快適にお料理ができますね。毎日使うキッチンだからこそ、使いやすさにもこだわりたいものです。

キッチン周りを白で統一して空間をより広く

間取りの中でも多くの部分を占めるキッチン周りを白で統一されたことで、少しでもLDKへの圧迫感を減らされたha_chi_homeさん邸。白色は膨張色なので、空間をより広く見せる効果があります。
非常に明るく、清潔感も感じられますね。

Panasonicのラクシーナを採用して…

「実際に使ってみてもPanasonicのラクシーナは楽に感じますし、収納を含めても満足しています!」

というha_chi_homeさん。カップボードもPanasonicのもので、色味やキッチンとの高さも合わせているそうです。カップボードのヘキサゴンタイルもオシャレでぜひ参考にしたいですね。

編集後記

どこからでも眺望が楽しめるようにと、L字型のLDKを採用されたha_chi_homeさん邸。キッチンからダイニングやリビング、和室で遊ぶお子さんの姿まで見えるのは、本当に安心しますよね。

玄関に入ってすぐ目に飛び込むスケルトン階段は、手すり部分をアクリルボードにしてお子さんの安全を配慮するとともに、開放感のあるLDKの演出としても活用されています。丁寧に選ばれた経緯が目に浮かびますね。

「女性の城」とも呼ばれるキッチンはPanasonicのラクシーナを採用し、オプションを加えることで、より快適なキッチンへと変化されました。

「安心」と「快適」を兼ね揃えたha_chi_homeさん邸。これからお家を建てられる方に新しい気付きがあったのではないでしょうか。

ha_chi_homeさん、ありがとうございました。

■本日お話を伺わせていただいたかた
ha_chi_homeさん

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