注文住宅

木の温もりの中で余白を愉しむ、シンプルな平屋のおうち – ________uuummさん

いつかは家を建てたいと考えていた________uuummさん。身近なご夫婦が家を建てたことで現実みを感じ、マイホームへの一歩を踏み出したそう。

カフェの雰囲気が感じられるキッチン空間に、変形地を生かしたオリジナリティのあるLDKなど、________uuummさんのセンスとアイディアがたっぷり詰まった注文住宅をご覧ください。

基本情報

お住まい:愛知県

ハウスメーカー:松原建築計画
シリーズ:なし
構造:在来軸組工法(木造)

敷地面積:60.6坪
延床面積:28.5坪

家族構成:夫、妻

打合せ期間
間取り:4ヶ月
内装:2ヶ月

まるでカフェ!余白を残したキッチンスペース

無機質なモルタル素材の腰壁と、温かみのあるナラ材を採用したキッチンがとてもバランスの良い________uuummさん邸のキッチンスペース。

「好みのカフェを見に行ったりインターネットで好きなキッチンを探していくうちに、すっきりとしたキッチンを目指すようになりました」

空間で区切られたキッチンスペースは背面に余白を残すことですっきりとされ、おしゃれなカフェにあるキッチンカウンターの雰囲気が感じられます。

余白を楽しむ。開放的なキッチン

キッチンはシンプルに仕上げ、開放感を出すことが条件だった________uuummさん。

背面の壁には棚を設けず、あえてその余白をたのしむよう施されています。

「シンプルに仕上げてもらったことで、こうすると便利だと後から感じることも取り入れやすくなっています」

また、腰壁は低く仕上げることで閉鎖感を軽減し、ダイニングとの繋がりを感じさせているそう。

ダイニングからキッチンへ視線が抜けることで奥行きが生まれ、より一体感が感じられますね。

キッチンカウンターはナラ材を採用し、家具のような温かみのある雰囲気に。

天板はステンレスのバイブレーション仕上げを採用。バイブレーション仕上げとは、わざと研磨模様をステンレスの表面に付ける仕上げにすることで傷が目立ちにくく扱いやすいのが特徴です。

天板は薄く施工することでナラ材のキッチンと一体感が感じられますね。

充実した収納

背面収納は食器やキッチン用品をたっぷり収納できるよう、多く設けられています。

カウンターの上には家電やコーヒーアイテム、キッチン雑貨がおしゃれに飾られていて、________uuummさんのセンスに惚れ惚れとしますね。

また、パントリーはストック用品の出し入れがスムーズにおこなえるよう、あえてドアを設けずオープン収納を採用されました。

「収納力はそこそこですが、パントリーがあることですっきりとしたキッチンを保つことができています。リビングから冷蔵庫が見えないのもポイントです」

収納アイテムも白で統一し、よりすっきりとした印象を与えています。

光と風が隅々まで行き渡る、変形地を生かしたLDK空間

変形地を生かしたLDKが魅力的な________uuummさん邸。

オリジナルで設計を依頼されたそうで、大きな掃き出し窓からは光と風が隅々まで行き渡り、明るく開放感のある空間となっています。

また、勾配天井を施したことで縦に視線が抜けるため、大きな開放感が感じられます。

リビング収納は見えない位置に

リビングの収納スペースは、テレビの裏に集約され、テレビの配線だけでなく、掃除道具、日用品(文房具、救急用品、書類など)なども収納されています。

また、テレビの裏に設けられた収納スペースは、外のポストと繋がっているそう。

家の中から郵便物を受け取ることができるなんて、とても便利ですね。

三角型の小上がりスペース

リビングの一角には三角型の小上がりスペースを設け、ペットのウサギ用スペースとして活用されています。

小上がりスペースの下には収納を作り、ウサギの牧草や掃除アイテムなどを収納されているそう。

変形地に建てられたLDKのデッドスペースをとても上手に生かされていますね。

夏は涼しく、冬は暖かく、快適な住まい

夏は軒の効果で日が遮られるため涼しく、冬は日がたっぷり入るので暖かく、とても快適に過ごすことができていると話す________uuummさん。

「収納は余裕があるわけではありませんが、スペースがあるとモノを増やしてしまう性格なので、私にはちょうど良く感じています」

決して多くはない収納ですが________uuummさんのおっしゃる通り、スペースがなければモノも増えることがなく、自然と片付きますね。

また、ダイニングのペンダントライトは調光が可能。シーンや時間帯に合わせて明暗をコントロールできるのでとても便利なのだそう。

心やすらぐ、長い縁側が印象的な庭

最近ではウッドデッキを選択する方が多い中、LDKに沿ってつくられた長い縁側がとても魅力的な________uuummさん邸。

コンクリートの壁で囲われたプライベート空間の庭には大きな植栽や芝生など、住宅地にいながらも緑を楽しめる空間となっています。

特に庭についてこだわっていたのはご主人だとか。

「主人がゴルフ好きなので庭は芝生一択でした。当初は木を植えず、パターを練習できるくらいすっきりとした庭をイメージしていましたが、設計士さんのおすすめもあり、木を2本植えることになりました」

縁側はご夫婦揃っての希望だったそうで、「ここに座ってお茶飲みたいよね」と話し実現したそう。

目で楽しむ。緑が美しい大きな庭

庭はできる限り広くとりたいと考えた________uuummさん。なんとリビングダイニングと同じくらいの広さがあるのだとか。

「庭は観賞用として楽しんでいます。家の中から外に出なくても緑を感じられるのでとても

心地良いです」

窓いっぱいに広がる庭をリビングから眺め、ほっと一息つける時間は心が落ち着きますね。

雰囲気抜群!木枠のサッシ

木枠のサッシは、家を建てるうえでの絶対条件だったそうです。

特に________uuummさん邸は窓を大きく設けられており、サッシの存在感も大きく、より木の風合いが温かい印象を与えていますね。

シンプルだからこそ出来る楽しみ方

住み始めは庭に手を加える欲がなかったと話す________uuummさんですが、

実際に住んでみると、こうしたい、ああしてみたいがどんどん出てきたそう。

「最近は石を敷いたり、野菜をプランターに植えて庭に置いてみたり。気になる部分はペイントしたり。これからも眺めて楽しい、手を加えるのも楽しい庭にしていきたいです」

シンプルに仕上げたからこそ、制限なく楽しめることができているのですね。

編集後記

どこかのカフェに訪れたかのようなキッチン空間をはじめ、変形地を生かしたLDKや最近では珍しい縁側など、________uuummさんのセンスとこだわりがたくさん散りばめられ、とても贅沢で憧れるお家に終始惚れ惚れしてしまいました。

これからお家づくりをされる方はもちろん、すでに建てられた方にも多くの気付きと刺激を与えられたのではないでしょうか。

________uuummさん、ありがとうございました!

■今回お話を伺わせていただいたかた
________uuummさん

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